ERIKO SAKIHAMA

プロフィール

1976年生まれ。中央大学卒業後、渡米。ロサンゼルスにてphotojournalismを学ぶ。撮影コーディネーターのアシスタントを経て、wedding photoの世界にハマる。2002年日本で活動開始。ホテルやレストランでの様々な婚礼撮影を経験した後、2011年代表赤間と共にunisonを設立。結婚式から始まる出会いを大切に、家族の写真を撮り続けることにもやりがいを見出す。2018年にwedding photoを卒業。現在は家族写真を中心に活動中。

撮影のこだわり

Q写真のこだわり、得意なところは?

被写体のいい表情を引き出せるように、空間づくりや声がけには常に気をつけるようにしています。動きを予測したり、ふとした感情や仕草に気づけるように、撮影中はたくさんアンテナを張ってます。

Q写真はどんなイメージ(瞬間)が好きですか?

嬉しい、寂しい、照れ臭い、幸せなど、感情が写っている写真はじんわりきます。そういう感情が出せるような関係性を作りながら撮影したいと思っています。

Qなぜこの仕事をしていますか?

自分が撮影した写真を、ずっと大切にしてくれる人がいるということにとてもやりがいを感じます。結婚式はたくさんの感情が交錯していて、そこら中に落ちているストーリーを拾い集めることが本当に楽しかったです。写真を通して、たくさんの人の人生にふれることができて、自分の毎日にも刺激があり、いい仕事だなと思います。今は、長い期間撮影させてもらっている家族がたくさんいて、一緒に子供達の成長を見れることに大きな幸せを感じます。いっぱい親戚がいる気持ちです。撮った写真もその人々も本当に自分の財産だなと感じています。

Qどんな子供時代でしたか?

小さい頃はとにかく内気で人見知りで、母親の後ろにいつも隠れているような子供でした。小学校の時、学級委員に選ばれてからは変な正義感にみなぎり、いじめられっ子と手を繋いで帰るような子でした。ルールを守ることも得意でしたが、人と違うことをするのがかっこいいと思っていたところもあります。

Q写真を始めたきっかけ、カメラマンになろうと思ったきっかけはなんですか?

高校の時、写ルンですやモノクロフィルムが流行った時代、よく学校にカメラを持って行って友達を撮り、帰り道に写真屋さんに現像を出しに行くという生活をしていました。「何が写っているだろう」という写真を見るまでのワクワクと、写真を見たみんながすごく喜んでくれた快感が忘れられないというのはあります。雑誌の編集者に憧れていたのでカメラマンになろうとは思っていなかったのですが、アメリカで生活していた時に「wedding photojournalism」(Andy Marcus)という結婚式の写真集を本屋さんで見て、「なんて素敵な仕事なんだろう!」と衝撃を受け、その日から結婚式を撮影したい!と思い、wedding photographerのアシスタントになり勉強を始めました。その写真集に出会ったのがきっかけです。

Q写真以外で今ハマっていること、趣味はなんですか?

今年から友達とアコギを習い始めました。発表会に向けて練習中です。推し活に娘を巻き込んでライブやフェスにもよく行きます。飽き性の私がここ1年は筋トレが続いています。趣味はずーっとお酒です。今夜は何を飲もうかと毎日昼ぐらいから楽しみです。たくさん料理を作って仲間と飲む時間が大好きです。