これまで、多くの人を撮影してきましたが、わたし自身カメラを向けられると緊張してしまいます。

どんな顔をしたら良いの？
今、ちゃんと笑えてる？
姿勢は大丈夫かな？
などなど…

そんな私だからこそ、新郎、新婦に寄り添い、少しでも安心できるように撮影を進めていくことが大切だと考えています。

表情の変化を敏感に捉えられるところに写真の面白さがあると思います。
実は、みなさんは自分を知っているようで知らない。それは写真が捉えているのは、100分の1秒の世界…｡そんな短い時間に出てくる表情は、普段では見ることができない。
だからこそ、映像や絵画では捉えられない

特別な瞬間なんです。

そんな知らない自分を、
是非、発見していただきたいです。

みなさんの人生に写真としてカタチあるものとして残っていくことがとても嬉しく感じています。10年後、20年後…に見返して、少し微笑んでいる。そんな情景を想い浮べるだけで、達成感でビールがとても美味しいです。

そんな関わり合いができる仕事は、結婚式だけだと思います。

落ち着きがなく、おしゃべりな子どもだったとよく耳にします。自分も親となり、おしゃべりな娘を見てると、私もこんな感じだったのかあとしみじみ思います。

社会科の教師を目指し、タイでボランティア活動をしていましたが、そこで写真ブログを配信することになり撮り始めたのがきっかけです。撮った写真を現地の人がとても喜んでくれたことが忘れられず、帰国後、カメラの道へ進んでいきました。

高校生の頃から続けているスノーボードです。毎年、温泉とセットで楽しんでいます。