REI FUJINO

プロフィール

1981年生まれ 東京都出身
前職の音楽家より転職。
都内の外資系ホテルやレストランなどでの婚礼撮影専門の会社勤務を経て現在に至る。

撮影のこだわり

Q写真のこだわり、得意なところは?

写真は「当日に抱いていた気持ち」を「未来」に届けてくれるものでもあると思っています。
それは、結婚式後に続いていくお二人の人生の中で、ふとアルバムや写真を見返す時、お二人が見つめていたのはカメラのレンズではなく、いつかどこかの未来で待っている、お二人自身でもあるかもしれないという事。
その為にも、事前の打ち合わせから資料には載っていないお二人の人隣りを引き出し、私自身の事も知ってもらい、お互いに構えず迎えられる事で、自然体なお二人の写真を残す心持ちでこだわりを持って撮影に挑んでいます。

また、色彩にこだわったカットやリフレクションによる主体を引き立たせるようなアプローチが得意です。

Q写真はどんなイメージ(瞬間)が好きですか?

人や場所や出来事が交わる瞬間に生まれるドラマが好きです。
式で言えば、新婦様入場時のお父様と今までの歴史を振り返るように歩かれる姿や、それを見守っているご友人様の表情だったり、退場するお二人の後ろで人知れず涙されているご両親様だったり、それは当日列席されたゲストの皆様一人一人にも物語があったという事を写真に残す事が好きです。

Qなぜこの仕事をしていますか?

結婚式には他には変えがたい瞬間や感動があり、一瞬で過ぎ去ってしまう「その時」に抱いていた気持ちを「未来」に届けることが出来る写真に、自分自身が感動するからです。

Qどんな子供時代でしたか?

社交的で常に外で体を動かしている子供時代でした。

Q写真を始めたきっかけ、カメラマンになろうと思ったきっかけはなんですか?

ある時、アルバムの中に収められている幼かった頃の自分を見返した時、そこには見返りを求めない純粋な愛だけを伴った、親の眼差しに気付き胸が一杯になりました。
写真に写り込んでいる記録としての私そのものよりも、撮る側の想いや視点に強く惹きつけられ、アルバムという手に取れる形として残してくれた事に感動しました。
そして、家族というものについて思いを巡らせた時、新しい家族の始まりの日である結婚式の写真を撮りたいと思いこの仕事を選びました。

Q写真以外で今ハマっていること、趣味はなんですか?

剣道、ギター、美術館巡り